こんにちは。
春ですね。
冬の間ダイビングをお休みしていた方も、そろそろ念願のダイビングを始めてみようかとお考え中の方も、綺麗な伊豆の海が待ってますよ 😀
今年の海は温かい
さて、今年はエルニーニョ現象が発生している影響か、水温がいつもの年程下がりません。例年だと、今頃から3月前半位までが一番水温が下がる時期で、13度台や、都市によっては12度台になることも。
ところが先日の井田ダイビングツアーの時の水温もまだ16度ほど。
そして、この冬どこで潜っても感じたのですが、普通なら冬の水温に耐え切れず死んでしまったり、動きが鈍くなって他のサカナに食べられてしまったりするはずのサカナ達が頑張ってます。
伊豆には夏から秋にかけて、南の島からたくさんの熱帯魚が流されてきます(季節来遊魚と言います)。
しかし、これらのサカナ達は冬の水温に耐えられずにほとんどが居なくなってしまいます。
ところが!今年はまだまだ見られています。元気に!とは言いませんが、寒さに凍えながらなんとか頑張っています。
西伊豆の井田や大瀬崎の海ではミツボシクロスズメダイがいました。福浦でもオヤビッチャが見られました。例年ならいなくなっている時期なのに、今年はまだ見られています。今まだ生きているということは、もしかすると冬を乗り越えて生き残る可能性があるのでは?と思ってしまいます。
私のとても正確な記憶では、ミツボシクロスズメダイやオヤビッチャが越冬しているのを見たことは有りません。
ですが、他の南方系のサカナでも、「あれ、このサカナ生き残ってたんだ?」というのが以前からみかけるようにはなっていて、やはり温暖化の影響を感じます。特にこの時期に一番それを感じます。
ここ数年良く話題に出しますが、水温が高いと海藻が生えてきませんし、生えても大きく育ちません。昨日もそんな話題で現地の人と話してましたが、ワカメの生育がかなり遅れているそうです。
私の昆布もこれから大きくなってもらわないと困るのですが、でも潜るには水温は低くない方が快適ですね 😉