ダイビングは経験を積めば積むほど、好きな生物はどんどん小さくなる傾向にあります。究極に小さい生物はウミウシでしょう。でも、ダイビングを始めたばかりの方達に人気なのは大抵は大きな生物です。
ここでは伊豆で大きなサカナが見られる場所を紹介していきます。
神子元 ハンマーヘッドシャーク
これ、なんと読むかご存知ですか?海釣りをする人にも人気のポイントです。海・子・元と書いて、「みこもと」と言います。店長もダイビングだけでなく、釣りで良く行きました。
伊豆のダイビングで大物を見るなら、断トツでここがナンバーワンです。ここ以上の場所は有りません。ここはとにかくサカナがでデカい。イサキやタカベなど、他のポイントにもたくさんいるサカナも、ここのは特に大きいです。
そんな神子元の大物と言えば、なんと言ってもサメ!メジロザメやハンマーヘッドシャークです。しかも、運が良ければ大群。
「え~、サメ!?」と思う方も多いと思いますが、ダイバーの間ではサメは人気のサカナです。サメが見たくて神子元に通うダイバーもたくさんいます。ダイバーがサメに襲われることはなく、逆にダイバーを見るとサメは逃げていってしまいます。
サメ以外にも、神子元ではウミガメやマンボウ、トビエイなどが見れることも有ります。ごく稀にマンタやジンベイザメなんかも出てきます。
ただ、残念ながらここは伊豆のダイビングポイントの中でも最も上級者向けのポイントです。時に激流になることもあるからです。ローカルルールでも、最低30本以上のダイビング経験が無いと潜れませんし、30本で安心して潜れる人はなかなかいないと思います。
安心して潜るには、80本~100本位は潜ってからにした方が良いでしょう。
ダイビングを始めたばかりの方も、ぜひここを目標にしてダイビングの経験を積んでください。
伊豆海洋公園 コブダイ、アオブダイ
ボートダイビングのポイントは比較的大きなサカナが多く見られますが、ビーチで大きいサカナに会える場所は多くありません。しかし、ここ伊豆海洋公園は伊豆のビーチダイビングポイントの中では大きなサカナに会える場所です。しかも、行けばほぼ会えます。
ここで見られる大物は、コブダイとアオブダイです。
小さなサカナに比べて、大きなサカナは人を嫌がります。しかしここではダイバーのすぐそばを大きなコブダイがうろうろすることも頻繁にあります。ビーチで手軽に大物が見たいなら伊豆海洋公園がお勧めです。
稀にですがクエも見られます。
大瀬崎・福浦 キアンコウ
冬限定ですが、キアンコウも大きなサカナです。
大瀬崎のマンボウ
こちらに詳しく記載しています。
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伊豆のボートポイント各所で見られる大物
大きなサカナをみるなら、やはりボートダイビングのポイントがお勧めです。特に岸から離れた沖合のポイントで大物が見られます。
見られる大型の生物は、イシダイ、マダイ、コブダイ、アオブダイ、クエ、エイの仲間、サメの仲間、ワラサ(ブリ)、カンパチ、ウミガメなどです。
マダイなどはスーパーや魚屋さんに売っているサイズとは比較にならないほど大きなサイズが見れます。大きなマダイが群れる姿は迫力があります。
メモ
エイの仲間のトビエイは店長の好きなサカナの一つです。アズールマリノのロゴマークもトビエイです。6月ごろの安良里ではトビエイが良く見られます。